たんぱく質は摂れるの?ベジタリアン&ヴィーガンの疑問
植物性食品にも、たんぱく質を多く含む食品はたくさんあります。
豆類はその代表ですね。
それ以外にも、例えば
ブロッコリーは1キロカロリーあたりステーキの約2倍のたんぱく質
を含みます。
普通の植物食を摂るだけで、カロリーの値さえ適正なら充分なたんぱく質を摂取できます。
他にも、たんぱく質が豊富な植物性食品には
木綿豆腐(1/2カップあたり10g)
ピーナッツ(1/2カップあたり20.5g)
アーモンド(1/2カップあたり16.5g)
じゃがいも(1食あたり8g)
などなど。
あまり知られていませんが、たんぱく質の摂りすぎにはリスクもあります。
摂りすぎた余分なたんぱく質は、たんぱく質に含まれる窒素の水素化合物を尿によって排出します。その過程で肝臓と腎臓には大量の窒素系老廃物が溜まります。
動物性蛋白質は肝臓に解毒の負担をかける上、生成された窒素系老廃物は有毒である。動物性蛋白質に富む食事を摂ると、こうした代謝性毒素(約一四種類)の血中濃度が上がり、それに伴って尿酸も多くつくられる」(ジョエル・ファーマン、57)
たんぱく質不足について、バランスのとれたベジタリアン食を実践していれば、不足を心配する必要はありません。
参考
シェリー・F. コーブ(2017)『菜食への疑問に答える13章: 生き方が変わる、生き方を変える』、新評論