カルシウムは摂れるの?ベジタリアン&ヴィーガンの疑問

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ベジタリアンヴィーガンの食生活でよく言われること。

 

「小魚食べないと、カルシウム不足になるよ!」

「牛乳飲まないと、骨折するよ!」

 

それは、魚の骨や乳製品にカルシウムが多く含まれているから。

確かに、カルシウムというと、そういった食品を思い浮かべますよね。

 

じつは、植物性カルシウムは多く存在します。

 

ブロッコリー(1/2カップあたり62mg)

えだまめ(1/2カップあたり50mg)

ブラックベリー(1カップあたり42mg)

など。

 

ちなみに、牛乳は1カップあたり227mgです。

 

確かに、乳製品は植物性食品と比べて、カルシウムを多く含んでいますね。

 

しかし、人一倍乳製品を消費する人の方が、乳製品消費の少ない人よりも骨粗しょう症の発症率が高いという研究結果があります。

 

骨を健康に保つにはカルシウムの摂取に加え、カルシウムを骨に留めなければなりません。

 

動物性たんぱく質は骨のカルシウムを尿によって体外に排出するのです。

 

これは、動物性たんぱく質により血液が酸化し、酸を中和するために骨からのカルシウムが分泌されるためです。

 

「良質なたんぱく質」と呼ばれる動物性たんぱく質ですが、最近の研究ではデメリットが多いと言われています。

 

カルシウムは、ベジタリアンヴィーガンの食事で十分に摂取することができます。

 

おすすめの本はこちら。

チャイナ・スタディー 葬られた「第二のマクガバン報告」

 

 

参考

シェリー・F. コーブ(2017)『菜食への疑問に答える13章: 生き方が変わる、生き方を変える』、新評論